本文へスキップ

性暴力被害者支援情報サイト“ぱーぷるラボ”は、性暴力のない社会、二次被害のない社会、被害者が生きやすい社会を目指して作成しました。

書籍紹介Book Review

PTSDの持続エクスポージャー療法 トラウマ体験の情動処理のために性暴力被害者支援情報

 タイトル PTSDの持続エクスポージャー療法 トラウマ体験の情動処理のために
著者  エドナ・B・フォア、エリザベス・A・ヘブンリー、バーバラ・O・ロスバウム
 監訳  金吉晴、小西聖子
訳者 石丸径一郎、寺島瞳、本田りえ
 出版社 星和書店
 出版年月 2009年3月18日
 ISBN 978-4-7911-0698-1
 目次 日本語版への序文
はじめに

第1章 治療者のための基本情報
第2章 トラウマ体験者の治療における評価方法と注意
第3章 セッション1
第4章 セッション2
第5章 セッション3
第6章 中間セッション
第7章 最終セッション
第8章 患者に応じた問題の予測と治療の修正:効果的な情動的かかわりの促進

付録 トラウマ面接
資料 よく見られるトラウマ反応
文献
索引
おわりに
著者について
訳者について
 紹介  第1章ではPTSDの診断基準や有病率、エビデンスに基づいたPEの治療プログラムの発展、PTSD治療のためのPEモデルについての解説等が記載されている。第2章ではPEに適する患者が、PE実施の際の重要な注意点、治療への動機づけなどが記載されている。
 第3章〜第7章では各セッションの実施手順や必要な資料、時間配分、注意点などを具体的に記載している。セッション1では、心理教育、治療プログラムの説明、トラウマ面接、呼吸再調整法が行われる。セッション2では「よく見られるトラウマ反応について」説明し、SUDSの説明、現実エクスポージャーの階層表の作成を行い、現実エクスポージャーを開始する。セッション3では想像エクスポージャーを開始する。中間セッションではトラウマ記憶の中で最も苦痛を感じている「ホットスポット」のエクスポージャーを行う。最終セッションでは想像エクスポージャーと治療プログラムの振り返り、治療プログラムで学んだスキルのまとめを行う。
 8章ではオーバー・エンゲージメント、アンダー・エンゲージメントなどへの対処の仕方が記載されており、巻末にPEを行う際に必要な全ての資料が添付されている。
 実際にPE治療を行うためには、研修やスーパーバイズを受ける必要があるが、PEの原理を理解し、手順・手法を知るためには必須のマニュアル。
 感想  ISTSS公認の『PTSD治療ガイドライン』でも数あるPTSDの治療法の中でPEが最も支持されていると記載されています。
 自分がPEを受ける前に予習のために買って読みました。当時はまだ本書とセットの患者のためのワークブックの日本語訳版が出版されていなかったので、治療者向けですが買って読みました。実際の治療者と患者の会話の例や、不安階層表の例、など具体例が豊富で分りやすいと感じました。治療原理がきちんと説明されているので、治療を受ける中で自分がどのように変わっていくのかイメージできてよかったです。

性暴力性犯罪被害者支援情報サイト

性犯罪被害者支援情報サイトぱーぷるラボは、性暴力のない社会、二次被害のない社会、被害者が生きやすい社会を目指して作成した情報サイトです

性暴力性犯罪被害者支援情報

性暴力被害者支援情報サイト
ぱーぷるラボ

E-mail:
purplelabo★gmail.com

※“★”を“@”に変換して送信してください。
匿名、仮名可です。
※返信はPCからになります。返信希望の方でPCからのメールの受信を拒否設定されている方は、お手数ですが上記アドレスを受信できる設定に変更いただけるようお願いいたします。
※相談は受け付けておりません。
※2016年8月以降パソコンの調子が悪く、サイトの更新に非常に手間取っております。重要な更新以外は年内は更新を控えます。お知らせは代わりにブログに記載いたします。
※支援関係者・専門家の方はブログの『お知らせ』の最新記事を確認した上でメールいただけるようご協力お願い致します。


inserted by FC2 system