タイトル | 性犯罪被害とたたかうということ |
著者 | 小林美佳 |
出版社 | 朝日新聞出版 |
出版年月 | 2010年10月20日 |
ISBN | 978-4-0225-0775-4 |
目次 | はじめに 第1章 10年前のあの日 第2章 裁判員裁判を通して 第3章 報じられない被害の現実 第4章 秘密を抱える人たち 第5章 打ち明けられた側 第6章 顔を出すということ 第7章 被害者同士がつながる意味 おわりに |
紹介文 | 顔と名前を公表して性被害を告白した小林美佳氏の2冊目の本。前著出版後の2年半の活動と、交流してきた約3000人の被害者の声を基にした被害の実態を伝える。 性犯罪事件の裁判員裁判への当事者の立場から問題提起し、マスコミの取材に応じる様子、性被害を打ち明けられた知人の心情などが記載される。 圧巻なのは、著者が交流してきた約3000人もの被害者の声を基にした性暴力被害の実態である。その人数にも、交流の質にも驚かされる。誰にも「言えない」被害を著者には告白する仲間と、一人ひとりの仲間を受け入れ親身になる彼女の間には、“本当の信頼関係”が存在していると感じる。それは、性暴力被害者が被害によって失い、そして、回復のために最も必要とするものであり、本書は3000人の被害者の救いの記録でもある。 この本が、被害者だけでなく、それを支える周囲の人たちにも向けた、「理解」に近づくための一助になることを、著者も私も強く願っている。 |
感想 | 警察に届ける被害者は毎年2000人弱なので彼女一人で3000人の被害者からの告白を受けたってすごいなぁって本当に思います 彼女に被害を連絡した被害者のうちの47%が彼女に実名を告げているそうです!とてもすごいことですね。 |
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