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性暴力被害者支援情報サイト“ぱーぷるラボ”は、性暴力のない社会、二次被害のない社会、被害者が生きやすい社会を目指して作成しました。

被害に遭ったら

被害に遭った場合の被害者と身近な人に出来る対応について、被害からの経過した時間に分けてまとめました。詳細は専門家、専門書、専門機関でご確認ください。

まず初めにすること 

  • まずはあなたの安全確保が第一です。再び被害に遭う危険はありませんか?性暴力以外の犯罪や暴力、事故に巻き込まれる危険はありませんか?まず第一に安全な場所に避難してください。

急性期(〜72時間)の対応

  • まずはあなたの身体が一番大切ですが、嫌なことは無理に行う必要はありません。無理のないように判断して下さい。
  • けがをしていればけがの手当て、妊娠、性感染症の心配があれば産婦人科の受診をお勧めします。緊急避妊薬を服用すればかなりの高確率で妊娠を防げます。ワンストップセンターに行けば訓練されたスタッフによって全てに対応してもらえると思います。また、警察に行けば警察官の付き添いで産婦人科を受診することが出来ます。
  • 警察に被害を訴える場合、110番する方法と、直接警察署に行く方法があります。各都道府県警には性犯罪専門の相談ダイヤルが設置されているのでそちらに問い合わせてみてもよいと思います。
    性犯罪被害相談電話設置一覧表
    警察に行くと証拠品の採取、身体からの証拠の採取(産婦人科にて)、事情聴取、などが行われます。
  • 誰か信頼して話が出来る人がいれば、連絡を取って付き添ってもらってください。
  • 会社や学校は無理していくこともないし、無理に休むこともありません。自分の心身の状態と相談して決めてください。小さい子供や介護の必要なお年寄りがいる場合は、負担であれば、信頼できる人に一時的に預けてもよいと思います。今はあなたの心身のケアが一番大切なので無理しないでください。
    (厚労省より「犯罪被害者のための休暇」についてリーフレットが発行されていますが、導入している企業は2013年現在では多くはないと思います。)

被害後約1カ月までの対応

  • 72時間を過ぎても子宮内避妊用具(IUD)を挿入することで妊娠を防ぐ方法があります。緊急避妊薬についても72時間過ぎたら避妊効果がゼロになるというわけではないので、産婦人科医やSANEに相談してみましょう。妊娠、性感染症について不安があれば産婦人科やワンストップセンターに相談するとよいでしょう。
  • 性感染症には被害後時間がたってからでなければ検査が出来ないものがあります(AIDSなど)希望するのであれば産婦人科に相談して検査を受けてください。
  • 警察に被害届を出していれば、 実況見分への立ち会いなどが行われます。告訴していれば検察でも事情聴取が行われます。

被害後約1年までの対応

  • 告訴した場合、刑事裁判が行われているころでしょう。裁判に出来るだけ参加したくない、出来るだけ参加したい場合の対応は、Q&A(ページ中段)に掲載しています。裁判については検察官や弁護士とよく相談してください。
  • 眠れない、食欲がない、あるいは過食してしまう、恐い夢を見る、憂鬱な気分が続く、というような症状があり日常生活に支障があるようでしたら、精神科・心療内科・メンタルクリニック(名前は違うけど中身は一緒)を受診することをお勧めします。
    いきなり精神科に行くことに抵抗があれば、精神保健福祉センター(リンク先ページ下部)に電話することもできますし、かかりつけの内科などから紹介してもらうこともできます。
    カウンセリングを受けるという選択肢もあります。
  • PTSDと診断された場合、専門的な治療を受けることをお勧めします。現在は重度のPTSDに対しても効果をあげている治療法がありますので、精神科医に相談してみてください。ネットで調べて病院を治療を受けられる探す方法もあります。

被害後約1年以降の対応

  • 被害者に障害が残った場合は、犯罪被害者給付制度を利用することもできます。詳細については警察に問い合わせてみてください。
  • 刑事事件で有罪判決が下っている場合、「損害賠償命令制度」を利用することもできます。弁護士などの専門家に相談してみましょう。
  • 性暴力被害に遭った方の集まりなどに参加してみるのもいいかもしれません。仲間と出逢えると、自分ひとりで闘ってきたその重荷が少し軽くなると思います。
  • 他のサバイバーがどのように生き延びて立ち上がったか知ることも、あなたにとって良いことかもしれません。書籍紹介にサバイバーの手記を載せているので、気に留まったものを読んでみてもいいかもしれません。
  • 裁判なども一区切りついて、「事件はもう済んだことだ」と考える周囲とのギャップが大きくなる時期だと思います時期だと思います。一度は味方になってくれた人が離れていってしまう悲しい経験もするかもしれません。あなたの苦しみや悲しみが深く長引くことは異常ではありません。

身近な人が被害に遭ったら

  • 本人の口から話をしない場合は、無理に問い詰めることはやめましょう。話が出来るのには時機があります。
  • 被害後にどのような支援を受けるのか、又は受けないのかは、被害者の意思が尊重されてるべきです。本人が迷っているときに選択肢やアドバイスを示すことは良いことだと思いますが、周囲が選択を強制することはやめましょう。
  • 被害を打ち明けられた場合、被害に遭った人を責めたり非難したりしないでください。一般的に言われるNGワードに「自分にも落ち度があるんじゃないか」「どうして抵抗しなかった・助けを呼ばなかったの」「大したことじゃない」「早く忘れなさい」「誰にも言っちゃだめ」「殺されなくてよかったね」「何でもっと早く言わなかったの」などがあります。被害者の嫌がることを無理に押し付けないでください。
  • 被害者が希望するのであれば、警察、産婦人科、ワンストップセンター、検察、裁判、弁護士のところ、医療機関などに付き添いをしてください。
  • 性暴力被害は被害者にとって安全安心だと思っていた日常がぶち壊される体験です。いつも通りの温かい毛布や白いご飯とお味噌汁、冷たい麦茶などを普段と変わらずに用意して、被害者が、安全感、安心感を取り戻せるように、周囲の人が普通の暮らしを維持することも大切です。

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